特産メニュー提供へ 春日「ゆめの樹」 近く施設着工 お菓子作り体験も

丹波栗などを活用した6次産業化をめざす「ゆめの樹 野上野」(春日町野上野、上山義英社長)は、地元の特産品を取り入れたメニューを提供し、お菓子作り体験なども楽しめる施設を、同地区の桂谷寺の南側に建設する。近く着工し、今夏のオープンをめざす。上山社長は「地元の協力を得ながら、数十年先を見越した店づくりをしたい」と話している。
 丹波産材を多く取り入れた木造平屋建てで、延べ床面積は約300平方㍍。施設内は70席ほどあり、丹波栗や黒豆、丹波大納言小豆など、地元で取れた農産物を使ったメニューを提供。昔懐かしい「おくどさん」も設置し、黒豆ご飯や赤飯などを味わってもらう。同社ブランドの商品のほか、新鮮野菜や加工品などの販売も行う。
 また、丹波産食材によるお菓子作りなどが体験できる「食育体験交流スペース」も設ける。屋外のイベントスペースでは、各種催しを開く予定にしている。旅行会社ともタイアップし、観光客の受け入れを強化。同地区だけでなく、丹波市内の名所をめぐるツアーにもつなげる。
 上山社長は「店を訪れることで、地域に魅力を感じてもらえれば定住にもつながっていく。雇用も生み出し、地域活性になれば」と話している。
 施設建設には、総務省の「地域経済循環創造事業交付金」を活用。総事業費8500万円のうち、4000万円を同交付金で賄う。
【丹波新聞】

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