伝統的な食事を、気軽に今の食卓に!氷上つたの会の加工品

~「兵庫県認証食品」生産の現場を訪ねて~
農村生活改善運動から始まった、企業組合氷上つたの会。丹波市のお母さんたちが、昔ながらの家庭の味、家の味、手作りの味を大切に、お弁当や加工品、ケチャップなどを作り、販売しています。

兵庫の土地ならではの特性や特長を持ち、かつ安心で安全な県産食品として認証されている「兵庫県認証食品」。氷上つたの会にも認証を受けた加工品があります。それが「氷の川みそ」と「赤飯の素」です。

氷の川みそ。地元兵庫の青大豆と黒大豆を使ったコクのある一品です。

氷の川みそ。地元兵庫の青大豆と黒大豆を使ったコクのある一品です。

氷の川みその特徴はその使用する豆。地元兵庫の青大豆と黒大豆で、特に黒大豆は丹波篠山の名産でもあります。枝豆にしても甘みがあっておいしい、その黒大豆を贅沢にお味噌に使用しているので、コクが深く甘みのある味わいに仕上がっています。青大豆も、黒大豆から派生してできた青大豆を使用することが多いため食味も非常によく、甘みうまみが感じられます。

黒大豆を使用した名残が、お味噌の中にも黒い粒粒となりかくれています

黒大豆を使用した名残が、お味噌の中にも黒い粒粒となりかくれています

お米も地元丹波のコシヒカリを米麹にして使用しているという、とことん地元産にこだわったお味噌です。
「お味噌の味がとてもいいと言っていただいており、黒大豆と青大豆のコクが生きているのだと思います。青大豆は種を農家の方にお渡しして、お願いして作っていただいています。味噌は『手前味噌』という言葉があるように、自分が作った味噌が一番おいしいと思っています。自信作です。」

たくさんの試作を重ねて最高の味に仕上がった赤飯の素

たくさんの試作を重ねて最高の味に仕上がった赤飯の素

「炊飯器で炊けるおもてなし料理」。そのキャッチコピーにふさわしく、手間のかかるお赤飯を、炊き込みご飯の素の要領で簡単に炊き上げることができる「赤飯の素」。丹波の特産品である丹波大納言小豆をふんだんに使用し、炊きあがったご飯は、色の良いあずきの煮汁でほんのりとした桜色に。「市内でもあずきの消費量がもっと増えたら」という想いがきっかけになり開発された赤飯の素は、販売までには大変な試行錯誤がありました。

「まず、あずきの炊き具合を丁度良くするのに試行錯誤しました。何分炊けばよいのかということも工夫しましたし、粒ごとに固いものや柔らかすぎるものが出てしまい均一に炊けません。これはなぜだろうと、新しい小豆を使ったり、自分たちで選別を行ったりして炊いたりしました。」

「赤飯の素」の中身。ゆで小豆やあずきの煮汁、裏にはやさしいレシピつき

「赤飯の素」の中身。ゆで小豆やあずきの煮汁、裏にはやさしいレシピつき

「赤飯の素」にはレトルトパウチされたゆで小豆がついています。この小豆は、「炊飯器でご飯と炊きこんで初めてベストの固さになる」ように計算をしつくされたもの。真空にする際に熱処理を行いますが、それでも少し小豆が柔らかくなってしまうので、加工所で煮るのはその手前ということになります。ご飯に程よい色がつく煮汁の色も工夫を重ねながら追求され、発案から発売までには1年の月日を要しました。

「赤飯の素」を用いて作った赤飯。大納言小豆の大きさとコクに驚きます

「赤飯の素」を用いて作った赤飯。大納言小豆の大きさとコクに驚きます

もち米が2合という、現代の家庭のサイズにピッタリの量と、小豆を炊く手間と時間をカットできる手軽さから人気の商品で、家庭で食べられるほかはお祝い事や法事の際に贈られることも多いそうです。もち米の量にこだわることや、もち米が苦手な人のためにもち米なしのセットも作る等、昔ながらの伝統食を、現在のライフスタイルに応じて取り入れやすい工夫が施されています。

お話いただきました 秋山佐登子さん

お話いただきました 秋山佐登子さん

つたの会さんは「丹波市の秋の実りを集めた「食の博覧会」丹の里・丹波市秋の味覚フェアに出店します。

ご紹介した氷の川みそ、赤飯の素も出品予定ですので是非この機にご賞味ください。

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丹の里・丹波市秋の味覚フェア

日時:10月25日 10:00~15:00
場所:丹波の森公苑