ステ女思い句ひねる 俳句ラリー 大賞に松代さん

 柏原町の生まれで、元禄4俳女のひとり、田ステ女にちなんだ「俳句ラリー」(丹波市俳句協会主催)が13日、柏原中心市街地で行われた。市内外から110人が参加し、ステ女に思いをはせながら句をひねった。選の結果、大賞のステ女賞には松代享子さん(高槻市)の「田ステ女さがして歩きすいかずら」が選ばれた。(入賞作は後日掲載)
 22回目。五男一女を育てたステ女にちなみ、事前に「母」を題材にした俳句を募集したところ、200句が寄せられた。
 ラリー参加者は、柏原八幡宮や柏原藩陣屋跡、織田神社や木の根橋など、思い思いの場所で題材を探した。三田市から初めて参加した西田悦子さん(70)は、「柏原には何度も来ているが、静かで穏やかな場所。古い建物が残っていて、歴史もあり句が作りやすいですね」と話していた。
 ラリーのあとには、大阪城南女子短大教授の小林孔さんが「ステ女の名句、深読み」と題して講演した。
 選者賞と特別賞は次のみなさん。

 ▽木割大雄賞=「山若葉日増しに変る山の貌」斎藤栄子(丹波市)▽坪内稔典賞=「馬鈴薯の花に降る雨女捨つ」二宮ならみ(寝屋川市)▽山田佳乃賞=「木の根橋銀の道引くかたつむり」大林令呼(福知山市)▽特別賞=「碑にも傘さして句を読む若葉雨」三井孝子(丹波市)

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(写真)田ステ女に思いをはせながら句をひねる参加者=柏原町柏原で

記事提供:丹波新聞