丹波市若手農業者会「丹波大空の会」初の試み!
おばあちゃんの里で直売イベント

 

2月7日、朝10時。道の駅「丹波おばあちゃんの里に着き、

車を降りるとなにやら野菜のたくさん入った袋を両手に持つ男性と、

「重くてごめんやで〜ありがとう」と、嬉しそうなおばあちゃんが、こちらに向かって歩いてきました。

どうやら「丹波大空の会の一人、梅内稔さんがおばあちゃんの買った野菜を車まで届けていた様子。

「いっぱい買うてくれてありがとう!」と、車への配達を終え歩き出した梅内さんについて行くと、

そこに集まっていたのは丹波市の若手農家さんたちでした。

 

丹波市若手農業者会「丹波大空の会」は、平成19年に設立された丹波市認定農業者の後継者やIターン就農者など、

概ね45歳までの若手農業者の集まる会。平成26年現在、会員は30。

経営や農業技術の向上を目指し、農業法人の先進事例の視察や市外の若手農業者会との交流会、

GOGOフェスタへの出店をするなどその活動は多岐に渡ります。

 

珍しい野菜に興味津々なお客さん

珍しい野菜に興味津々なお客さん

 

梅内さんの黒人参。中性脂肪の低下や抗酸化作用も期待されるアントシアニンが含まれているため、皮が紫色に見えるのだとか。

梅内さんの黒人参。
中性脂肪の低下や抗酸化作用も期待されるアントシアニンが含まれているため、
皮が紫色に見えるのだとか。

 

2月7日、8日の2日間で催されたこの直売イベントは、「丹波大空の会」にとって初めての試み。

「対面で販売するとお客さんの声が直接聞ける。それが一番嬉しいです」と、

「丹波大空の会」会長の岩本望さん(31)は言います。

農家は、野菜をつくるところから販路を開拓するまでを一貫して考えます。

作り手でもあり売り手でもある彼らは、各々の信念を持ちながら、頭を動かし体も動かす経営者たちなのです。

 

左・岩本望さん 右・この日最年少の婦木敬介くん

左・岩本望さん 右・この日最年少の婦木敬介くん

 

もともと大阪で会社員をしていたと言う「丹波大空の会」の一人、平松稔久さんは、

「自分のしたことがそのまま帰ってくる仕事がしたくて、農業をはじめたんやと話します。

Iターンとして丹波市に来た当初、孤独感もあった中、「(会のメンバーは)いいことばっかでなく

(経営する中での)失敗談も教えてくれんねん」と、腹を割って話せる仲間の繋がりはとても心強く、大切だと話します。

また、週に4日、軽トラックの荷台に野菜を積んで宝塚まで直接売りに行くという岩本さんは、

「自己満足で終わりたくない」と、お客さんからの反応を直接聞くことを心がけています。

そのこだわりは、野菜を背負って、汽車に乗って、

宝塚まで売りに行っていたという祖母の代から引き継がれているようです。

 

野菜の説明をする平松稔久さん

野菜の説明をする平松稔久さん

 

平松さんのお野菜の加工品

平松さんのお野菜の加工品

 

そんな一人一人違う経営方針を持った農家さんが、様々な方法や情報を共有しながら、時には助け合い、

冗談を言い合いながらも切磋琢磨している、そんな「丹波大空の会」のこれからの活動がますます楽しみです!

 

2日目のメンバー:左からGnome Fieldsの平松さん、三井フローラの三井さん、岩本園芸の岩本さん、宮垣農産の宮垣さん

2日目のメンバー:左からGnome Fieldsの平松さん、三井フローラの三井さん、岩本園芸の岩本さん、宮垣農産の宮垣さん

 

ozora08

 

丹波大空の会ウェブサイト

http://ohzora-tamba.jp/wp/?page_id=8