就業体験で復興支援 関西国際大学 大地農園で実習

アジサイの株分けを前に、防草シートを取り除く学生たち=山南町小野尻で

アジサイの株分けを前に、防草シートを取り除く学生たち=山南町小野尻で

 関西国際大学人間科学部の2回生7人がこのほど、プリザーブドフラワーなどを製造販売する大地農園(大地伹社長)でインターンシップに取り組んだ。一昨年の丹波市豪雨災害からの復興をめざし、同社は市とともにアジサイ栽培による復興支援を進めており、学生はアジサイ移植の準備作業に汗を流した。
 市は昨年3月、同学部と豪雨災害の復興推進を前提とした連携協力協定を締結。今回、その一環で学生を迎え入れた。
 同社はアジサイを被災農地で地域住民に栽培してもらい、美しい景観を形成するとともに、同社が商品材料として良品の花を買い取り、収益的にも被災地を支援する。
 学生たちは、提供するアジサイの品種「アナベル」が植わる約3㌃の農地(山南町小野尻)で実習。株分けしやすいよう、ほ場に張られた防草シートを取り除く作業などに当たった。学生の宮部一平さんは「災害復興の助けになると思うとうれしい。この活動が、丹波市と関西国際大学の伝統になれば」と話していた。