「小さな農地」貸し出し「はるべの郷ふれあい農園」

「小さな農地」貸し出し 春日部地区自治協議会

春日部地区自治協議会が貸し出す 「はるべの郷ふれあい農園」 =春日町多利で

農業に興味を持つきっかけにしてもらおうと、 春日部地区自治協議会 (尾松一郎会長) が、 地域の休耕田を年単位で希望者に貸し出す事業を始める。 4月1日からの貸し出し開始をめざし、 農地を借りたい希望者を募っている。 尾松会長は 「農業を通じ、 地域住民との交流も深めてもらえればうれしい」 と話している。

  「はるべの郷ふれあい農園」 と名付けた、 春日町多利の約9㌃の一枚田。 ロープで24区画に分け、 区画単位で貸し出す。 1区画は32平方㍍で、 年間8000円。 複数の区画を借りることもできる。 月2回は農園に来て作業できる人を対象にしている。
 農作業に必要な農機具も同自治協議会が用意。 農地近くの春日部荘に農機具用倉庫を設置し、 一輪車や鍬、 鎌などを無料で貸し出す。 小型耕運機は燃料代として、 1回3000円の利用料を徴収する。 農業初心者のために、 同地区のベテラン農家による栽培指導も無料で行う。 収穫時期には、 地元住民との交流会なども検討している。
 同地区で増えつつある休耕田を、 農業に興味がある人に耕してもらうことで、 地域を活性化しようと企画。 尾松会長は 「10年先を見据えたとき、 春日部地区でも今の倍以上は休耕田が増えるのではないか。 他地域の住民に春日部地区を訪れてもらうきっかけにし、 ゆくゆくは定住につながれば」 と話す。 同自治協議会も年5回ほどは、 農園周辺の草刈りを予定するなど、 農業支援や交流を行うという。
 尾松会長は 「農業に興味があっても、 農地もないし何から始めていいのかわからない。 そんな人のために、 小さな農地から農作物を育てる喜びを感じてもらえれば」 と話している。

news source:– 丹波新聞 2015年3月12日 –
「小さな農地」貸し出し 春日部地区自治協議会