乗用株切り機導入 大納言小豆 青垣町の俵さん 30㌃を半日で

俵さんが導入している乗用の株切り倒し機=青垣町田井縄で

俵さんが導入している乗用の株切り倒し機=青垣町田井縄で

  丹波大納言小豆の収穫の省力化をはかろうと、青垣町田井縄の俵晴海さん(66)が、乗用の株切り倒し機を導入している。株を起こし、回転刃で茎の根元部分を刈っていく。「手で刈るより早く、コンバインよりさやが弾くのが少ない」と利点を話している。
 俵さんは専業農家。妻と子の3人の家族経営で大納言小豆を約4㌶栽培、ほとんどをこの機械「ビーンカッター」で刈る。うねをまたぎ、下部に左右2枚ついた刃で刈ると、後ろに1列に株が並ぶ。これを軽トラックに積み、ハウスに入れて乾燥させた後脱粒する。「30㌃を半日で刈れる作業効率」という。
 農家2家族で北海道十勝地方に小豆収穫のようすを視察した際、同機械を知り、導入を決めた。
 「コンバインは青いのも一緒に刈るので等級落ちになりやすいし、さやが弾け、ロスが多い。これは手で刈るより早い。粒が何パーセントかは落ちるが、人が刈っても落ちるので、そこを勘定しても効率が良い。高齢化で刈り取りを頼もうにも将来的には人手がなくなる可能性があり、機械を使うのがいいと考えた」と話した。
 今年の出来を「まだ一部しか刈っていないので分からないが、1つのさやにつく粒の数が少なく、2L率も低い気がする」と見ている。

株を起こし、回転刃で刈るのが特徴

株を起こし、回転刃で刈るのが特徴

記事提供:丹波新聞