被災自治会と意見交換 県議会建設 常任委員会 当時の状況など語る

県議会建設常任委員会と市島町の自治会との間で行われた意見交換会=ライフピアいちじまで

県議会建設常任委員会と市島町の自治会との間で行われた意見交換会=ライフピアいちじまで

 県議会建設常任委員会(12人)が10日、ライフピアいちじまで、丹波市豪雨災害で被災した市島町の自治会と意見交換会を開いた。7自治会の会長や前会長が出席し、当時の状況や、災害後の取り組みなどを語った。
 市ノ貝自治会・青木昌三前会長は「民家から離れた山地も、砂防えん堤建設の要望書を出したい」、中村自治会・余田眞前会長は「自治会全体による避難訓練も必要」などと述べた。
 与戸自治会・渕上敏彦会長は「早めの避難を住民と申し合わせており、今後も引き継いでいきたい」と言い、乙河内自治会・高見俊幸会長は「当時は、集落の入り口が土砂で埋まり、出入りができなくなった。もう1本、集落に入る道路があれば」と語った。
 委員からの質問にも答えた。「独居高齢者の避難をどうするか」について、谷上自治会・葛野義広会長は「誰が誰を避難させるか、誘導コースも含め、検討したい」と話した。「日ごろの住民同士のつながりはどうか」との問いに、北岡本自治会・黒田拓治会長は「山の保全管理をする中で、木の駅プロジェクトを活用している。その中で、山を守りながら、住民の交流が深まっている」と述べた。「災害を受け、転居希望者はいるか」について、下鴨阪自治会・余田善彦会長は「山地と宅地の間にバッファゾーン(余裕域)を設ける協議を進めている。若年層の離村や、過疎化は深く考えていかなければならない」と語った。

記事提供:丹波新聞