丹波の気候が育む、甘くて濃厚な「青い宝石」! 丹波ブルーベリー研究会の歩み

年間を通して寒暖の差が大きい日が多い丹波市。この気候は多くの農作物の育成に適しているとされ、野菜や果実の恵みの豊かさは多くの人が知るところとなっています。「青い宝石」とも称される果実・ブルーベリーもまた、気候の適性から市内での生産量が増えている農産物の一つです。
ブルーベリーの健康効果はメディアを通しても広く知れ渡るようになり、その食味の良さと共に興味関心が高まっています。

ブルーベリーを特産品にしようと地元農家の方々が平成18年に丹波ブルーベリー研究会を立ち上げました。今回はその丹波ブルーベリー研究会副会長・山本一さんにお話を伺いました。

お話を伺いました 山本一さん

お話を伺いました 山本一さん

「定年退職をしたらブルーベリーを育てたいなと思っていました。最初は思うようにいかないことも多く、草がたくさん生えたりして管理がうまくできませんでした。120本植えた木が翌年には40本に減ってしまったというようなこともありました。でも今は35アールで570~580本育てています」

今年の収穫を終えた 山本さんのブルーベリー園

今年の収穫を終えた 山本さんのブルーベリー園

除草剤、農薬を一切使わないブルーベリー栽培。病気や害虫被害はほかの果樹に比べて少ないという特徴がありますが、ご夫婦二人で500本を超えるブルーベリー果樹の管理は手間がかかることも多くあります。

丹波ブルーベリー研究会ではブルーベリーを無農薬・化学肥料不使用で育てるための様々なコツを研修会などで共有しています。8人の農家さんたちが平成18年に立ち上げた丹波ブルーベリー研究会も今では、趣味で栽培している女性等を含め120戸の登録者にのぼるのだとか。多くのメンバーで、人にやさしい、地球にやさしい栽培を心がけ研鑽をつまれています。

実のなるころにはこの柱の上にネットを張って鳥を防いでいました

実のなるころにはこの柱の上にネットを張って鳥を防いでいました

平成22年には、安全性を広く知ってもらうために「兵庫県認証食品」としても認定を受けました。県産食品で、安全・安心かつ地元特産としての特徴が認められる食品、「兵庫県認証食品」。化学農薬不使用にすることでひょうご安心ブランドも取得されました。

わかさ生活社長・角谷建耀知さんと共にラジオ放送に出演した時の色紙

わかさ生活社長・角谷建耀知さんと共にラジオ放送に出演した時の色紙

雑草を防ぐ手段としては、林業の副産物でもあるバーク(木の皮のチップ)を使用しています。そのバークも県産の「素性のはっきりしたもの」を使用することでより安全安心なものを追求されています。地域の製材所や木工業者の方と連携することでブルーベリーは地域事業としての特性をさらに高めてきました。

濃厚な甘さが年中味わえる「たんばブルーベリージャム」パッケージ

濃厚な甘さが年中味わえる「たんばブルーベリージャム」パッケージ

完熟した時期を見極めて収穫されたブルーベリーは、丹波の寒暖の差の大きい気候の中で濃厚な味わいを育んでいます。そのため酸味が少なく食べやすい、甘みの濃い味わいが特徴になっています。生食用のブルーベリーはこの夏、果実の新鮮なうちに出荷されましたが、加工品であるジャムなどは年中美味しくいただくことができます。

兵庫県認証食品であるブルーベリーを使った、たんばブルーベリージャム。市内の各所、道の駅おいでな青垣、道の駅丹波おばあちゃんの里、ひかみ四季彩館、薬草薬樹公園などで購入可能です。

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丹の里・丹波市秋の味覚フェア 「兵庫県認証食品PRブース」 にて商品の展示と試食を行います。

日時:10月25日 10:00~15:00
場所:丹波の森公苑