「集まる場できた」 被災地の市島町谷上自治会 公民館をお披露目


 約2年半前の丹波市豪雨災害で全壊、移転新築された市島町谷上公民館のお披露目会が19日にあった。自治会員ら約60人が新しくなった公民館を見学し、再建された集いの場の完成を喜んだ。
 同自治会(葛野義広自治会長、36戸)が公民館を開放。見学に訪れた人に、記念の紅白まんじゅうと巻き寿司をおみやげに渡し、豚汁を振る舞った。公民館再建を機に、改めてこれからの自治会活動のあり方を考えるアンケートも実施した。
 佐藤亮太君(6つ)は「運動場で鬼ごっこをして遊びたい」と言い、高雄弘徳さん(74)は「いい公民館ができた。やっと集まる場所ができた」と喜んだ。葛野自治会長は「色んな方々のおかげで再建ができた。谷上のシンボルと位置づけ、コミュニティーの拠点、災害時の避難場所などとして活用していく。互いにつらいを思いをしている。もっと自治会員の絆を強め、住んで良かったという集落になれば」と思いを語った。
 新公民館は旧公民館から西へ100㍍ほどの位置。木造平屋建てで延べ床面積167平方㍍。大小の会議室、厨房、事務室などを設けた。856平方㍍の運動場も整備した。

谷上お披露目1 谷上お披露目2
(写真)新しい公民館に集う住民(写真上)。運動場では、振る舞われた豚汁を味わいながら語り合った=市島町徳尾で

 

記事提供:丹波新聞