村上さん(山南)近畿局長賞 7市町広域 品評会 丹波市の栗が3連覇

 兵庫県と京都府の丹波地域7市町の生産者が丹精込めて育てたクリの出来を競う「第3回丹波栗(丹波くり)広域品評会」(同実行委員会主催)が4日、四季の森生涯学習センター(丹波篠山市網掛)であった。132点の中から、丹波市丹波栗振興会副会長の村上鷹夫さん(78)=山南町下滝=の「筑波」が、最高賞の近畿農政局長賞に輝き、丹波市勢が3連覇を果たした。

 県知事賞も芦田昭治さん(70)=青垣町栗住野=の「銀寄」が受賞、4つある全体賞のうち2つを占め、レベルの高さを証明した。
 今年は天候の影響で品評会の中核品種の「銀寄」「筑波」の収穫が遅れており、点数が兵庫県90点、京都府42点と少なかった。2人も、ここ3日ほどで拾った栗を出品した。
 村上さんの「筑波」は、27個で1121㌘。40㌘強の粒で大きさをそろえた。
 栽培の工夫は、根元にもみ殻を敷く、肥料は乾燥鶏糞を中心に使う、の2点。「何より、心を込めて育てている」とにっこり。「1位が取れるとは思っていなかった。丹波市勢3連覇はうれしい」と喜びを語った。
 芦田さんは、「台風で落ちなかった運の良かったクリが、いい賞を取ってくれた」と笑っていた。
 品種、大きさ、色つや、粒ぞろい、病害虫、傷や劣化の有無などを審査した。
 そのほかの結果は次のとおり(丹波関係分)。

 ▽県丹波県民局長賞=河村修治(丹波市)▽丹波篠山市長賞=森口昌英(丹波篠山市)▽丹波市長賞=足立義郎(丹波市)▽県丹波農林事務所長賞=日原將(同)▽県丹波農業改良普及センター所長賞=田野博(同)▽神戸新聞社賞=由良和宏(同)▽丹波新聞社賞=西垣彰(丹波篠山市)▽丹波ささやま農協組合長賞=高仙坊昌志(同)▽丹波ひかみ農協組合長賞=有田富男(丹波市)▽県果樹研究会長賞=酒井一司(丹波篠山市)、山本浩子(丹波市)▽奨励賞=蘆田義和(丹波市)、久下晃生(同)
 

記事提供:丹波新聞

(写真)近畿農政局長賞に輝いた「筑波」を手にする村上鷹夫さん=丹波篠山市網掛、四季の森生涯学習センターで