丹波栗苗木800本出荷へ 生産組合が予約開始 5年目「さらに普及を」

丹波市産の丹波栗の苗木普及を目指す丹波市栗苗木生産組合が春日町小多利のほ場で苗木を栽培して5年目になる。同組合は「これまでに約1000本を出荷してきた。丹波市の丹波栗は地元産の木で育ててもらうよう、さらに普及に努めたい」と、12月中旬からの販売予約を受け付けている。

 県果樹研究会栗部会長の河村修治さん(68)=柏原町石戸=が、栗を栽培していた亡父の正信さんの現役時から優良な木を選抜し、育ててきた50年生の栗の木を使って苗を育てている。
 河村さんのほか、同組合代表で丹波市くり振興会長の足立義郎さん(65)=青垣町小倉=、栗生産農家の由良和宏さん(66)=小多利=、吉竹信彦さん(47)=柏原町下小倉=が毎年、連作障害がおきないよう小多利地区内でほ場を変えて苗を育てている。
 種から2年間で30―40㌢に育てた台木と、50年生の木から採取した5㌢ほどの穂木とを毎年4月に接ぎ木し、穂木が1㍍ほどに育った12月中旬に掘り上げ、出荷する。今年は約800本を出荷予定。
 「丹波市丹波栗の里整備計画」(2017年3月策定)によると、丹波市で栽培されている栗(丹波栗)は、「県外からの苗の導入が中心となっている」のが実状。組合員たちは「丹波市の気候に合った良質な木を供給することで、高品質な丹波栗を広めたい」と話している。
 最上の「特A」が1200円。予約は河村さん(080・1402・3741)か、足立さん(090・2700・9649)。

記事提供:丹波新聞

 

 

 

(写真)12月中旬の出荷に向けて順調に育つ栗の苗木と組合員=春日町小多利で